ゲームは子供が遊ぶもの、という固定観念も今は昔。コロナ禍のすごもり需要の影響で、家庭用ゲーム機が爆発的に売れるなど、今では大人でもゲームを遊ぶ時代です。
「暇な時間にゲームでもやってみようかな。でも、アクションゲームとかはあまり興味ないし・・・」という方向けに、私が実際に遊んでみて、おすすめできるというゲームを5つほど選んでみました。
どれもそれほど時間がかからず、普段忙しい社会人がゆったりとした時間を過ごせるようなゲームばかりですので、興味が湧きましたらぜひ遊んでみてください。
①Unpacking(アンパッキング)
『Unpacking』は、箱から持ち物を出して新しい家に置いていくという、ありふれた体験が題材の、禅の要素を含むゲームです。ブロックを組み合わせるパズルでありながら、おうちの飾りつけをするゲームでもあり、素敵な居住空間を作りながら、荷ほどきする荷物の持ち主の人生について知ることになります。8件の引っ越しをこなすうちに、直接目にすることもないキャラクターと親密になり、耳にしたこともない物語に触れたように感じられるでしょう。
『Unpacking アンパッキング』Steam商品ページから引用
このゲームは引っ越し後の荷ほどきを体験できるゲームです。
段ボールから荷物を取り出し、棚や机の上、タンスなどに上手に収納していく。いってしまえば物を収納するだけのゲームなのですが、段ボールから出てくる荷物をから主人公の人物像や生活を想像したり、時には先に住んでいる住人との人間関係を考察したりと、最初に想像していたよりも奥が深いゲームでした。
多い荷物に四苦八苦しながら、綺麗に収めることができた部屋を見たときの達成感は現実ではなかなか味わえません。
②A Little to the Left
『A Little to the Left』は、飼い猫にちょっかいを出されながら、家のものを並べたり、積み上げたりして、ちょうどいい場所に整理整頓していくパズルゲームです。
『A Little to the Left』Steam商品ページから引用
机の引き出しにピッタリと綺麗に収まるように文房具をしまった経験があるならこのゲームをおすすめします。
このゲームは与えれた場所に物を綺麗に収めていくパズルゲームです。物の規則性を発見し、綺麗に並べたり、分類したり、積み上げたり。たくさんのパズルがあるので隙間時間にさらっと遊べます。
時々邪魔をしてくる猫がとても可愛いです。
③Cluedo
HASBRO社オリジナルのボードゲーム – これぞ定番クライムミステリー!いったい犯人は?凶器は?犯行はどの部屋で?とある邸宅で「危険」なパーティーが開催された、参加者全員が容疑者だ。さあ、ここからがCluedoの始まりだ。サイコロを振り、隠された謎を暴け!
『Cluedo』App Storeプレビューから引用
このゲームは元々有名なボードゲームをデジタルで遊べるようにしたものです。
プレイヤーたちは偶然殺人事件に居合わせた探偵です。犯人、凶器、犯行現場のカードがそれぞれ存在し、1枚ずつ抜かれた状態で、プレイヤーにランダムでカードが配られます。その抜かれたカード、つまり本当の犯人、凶器、犯行現場がなんなのかを当てるゲームです。
ルールを文字で説明するのは大変なのですが、プレイしている動画を見れば簡単にルールは理解できます。なによりこのゲームを遊ぶ上で大変なのはメモすること。ゲーム内でそれぞれプレイヤーが持っている(だろう)カードをメモする必要があるのですが、これが一つでも間違えていれば大変。自分の全てが疑わしくなります。
頭を使うゲームですが、きちんとメモをしていれば簡単に遊べます。オンラインで遊ぶ場合は制限時間がありますが、友達と遊んだり、NPCと遊んだりする分には制限時間はないのでゆっくり遊ぶことができます。
ちょっと頭を使って遊びたいときに最適なゲームです。
④ファミレスを享受せよ
『ファミレスを享受せよ』は、
『ファミレスを享受せよ』Steam商品ページから引用
永遠のファミレス『ムーンパレス』に迷い込むアドベンチャーゲーム。
なんとドリンクバーもあります。
このゲームは不思議なファミレスに迷い込んだ主人公が、これまた不思議なファミレスの客たちと会話しながら、ファミレスで時間を過ごすというアドベンチャーゲームです。
基本的にはコマンドを選択するだけの単純なゲームですが、なによりもこのゲームの雰囲気が自分もファミレスの客の一人になったかのような不思議な感覚を与えてくれます。繰り広げられる会話は真面目なのにどこかシュールだったり。8ビット音楽やシンプルな色使いはどこか懐かしさを覚えます。
このゲームが終わった後には、実際に夜のファミレスに行ってしまいました。
⑤Coffee Talk
“CoffeeTalkは、人々の悩みを聞きながら、手持ちの材料を用いてその人達の心を癒す暖かい飲み物を提供するゲームです。このゲームが描く人々の生活の中には、ただの人とは違うキャラクターもいます。 エルフとサキュバスのドラマチックなラブストーリーから、人間を理解しよう試みる宇宙人、他にも多様な別世界のシアトルの住人達の物語に入り込めば、現代の読者達は彼らの世界に大いに共鳴するでしょう。
『Coffee Talk』Steam商品ページから引用
このゲームの世界はエルフのような空想上の生き物が実際に社会生活を営んでいます。そこには種族間の争いだったり、現実の私たちと同じような悩みを抱える人たちがたくさんいます。主人公は夜だけに開く喫茶店のバリスタとして、色々な悩みを抱えるお客さんに飲み物を提供し、そんな悩みに向き合っていく手助けをすることができます。
コーヒー豆や茶葉、ミルク、ココア、はちみつ、シナモン、ミントなどなど、様々な素材を組み合わせてプレイヤーはお客さんに飲み物を提供することができます。できるのは飲み物を提供するだけなのですが、その飲み物がお客さんにどのような影響を与えるのか、ぜひ見守ってほしいです。
上手く組み合わせて見た目が綺麗な飲み物を作れると、現実でも実際にチャレンジしてみたくなってしまいます。(ラテアートはとても難しいですが。)
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