ふとした瞬間に思いついた素晴らしいアイデア。後でメモしようと思っていても、いざメモしようとした時に、「あれ、なんだったっけ」となってしまったことはありませんか。
私はモレスキンの手帳を常に持ち歩いていて、思いついたことなんでもメモしています。
メモ術というほど大したものではありませんが、思いついたことをすぐにメモできるように、自分なりに大切にしていることをご紹介したいと思います。
①1冊に全てをメモする
メモは全て1冊のみにしています。
ノート術について説いた有名な本の『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』(ライダー・キャロル 著)や『情報は1冊のノートにまとめなさい』(奥野 宣之 著)からにも、情報を1か所に集めることの大切さが書かれています。
メモを1冊のみにする大きなメリットは3つあります。
・メモをする手帳・ノートが常に手元にある。
・どこにメモをするか迷わない。
・どこにメモをしたか探す必要がない。
もし、ジャンル別にメモをする手帳を分けていた場合、出先でアイデアを思いついたけど、手元にその手帳がないなんてことがあるかもしれません。
また、今まで考えもしなかった素晴らしいアイデアを思いついても、それをメモする場所を作るところから始めなければいけません。
アイデアはすぐにメモしなければ、どんどん忘れていってしまいます。そんなことをしている間に、どれほどの情報が頭の中から消えていくでしょうか。
メモした内容を後で確認するときにも、「あれ、どこにメモしたっけ」とならないように、1冊にメモをしたほうが都合が良いです。
②1色のペンのみ使う
メモに使うペンは1色のみにしています。
理由は1冊のノートを使うメリットと同じですが、メモをするときに何色を使うか考えないようにするためです。
メモはどんどん忘れていく自分との時間勝負ですので、アイデアを思いついた瞬間にメモできるように、ペンは必ず1色のみにしています。
「ペンが1色だけだと、大切なメモがどこにいったか分からなくなるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、意外とどうにかなります。
色で差をつけることができないので、記号や囲みを使うことになります。自分なりにルールを決めていれば、大切なメモもすぐに見つけることができます。
③常に持ち歩く
当たり前ですが、メモをするためには手帳やノートを常に持ち歩く必要があります。
何度でも言いますが、アイデアは何でもないときほど思いつくものです。素晴らしいアイデアでも後でメモしようと思っていると、忘れてしまうかもしれません。
アイデアを逃さないためにも、メモするための手帳やノートは常に手元に置いています。
だからこそ、常に持ち歩きすることができるように、メモを1冊の手帳にまとめています。
④書いたことを振り返る
私はメモしたことは1度振り返るようにしています。
1度メモした内容は、メモをしたという安心感が理由だと思いますが、それをメモをしていないときより内容を忘れてしまっていることが多いです。
いくらメモしたからといっても、その内容を見返さないのならメモをした意味がありません。どんな内容をメモしたのかを、定期的に振り返る必要があります。
ただ、何度も振り返る必要ないかと思います。私の場合は、その日の終わりか、次の日にどんな内容をメモしたのかを振り返っています。
⑤大切なことは書き写す
思いついたことを端からメモしていると、大切な用事や、残しておきたい内容があるときがあります。
そんなメモは別の手帳に書き写しています。
メモを1冊に書くことのデメリットは、大切なメモが他のメモに埋もれてしまうことです。
そのため、メモを振り返ったときに、別の場所にまとめておいた方が良いと思った内容は、別の手帳に書き写します。
最初のメモは何でも1冊に書くからこそ、そこから大切な情報を抽出していく作業が大切になっていきます。
最後に
私がメモをするときに意識していることを5つご紹介させていただきました。
メモは誰でもできるからこそ、いろんな人がメモをするために様々な工夫をしています。
私はそんな工夫を調べるのが好きなので、今回ご紹介したことがメモをするときのお役に立てれば嬉しいです。
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