「今年こそ手帳を続けよう!」と買ったのに、気づいたら真っ白なページばかり。
「自分には手帳は無理なのかな…」と落ち込んでしまった経験はありませんか?
かくいう私も、色々な手帳に手を出しては、続かずに放置。その手帳が自分に合ってないのでは、と思って次々と新しい手帳に手を出すのを繰り返していました。
しかし、実は手帳が続かないのは あなたの意志が弱いからではなく、仕組みが合っていないだけ かもしれません。
この記事では、忙しくても今日からできる「シンプルな手帳習慣術」を紹介します。
一緒に手帳をラクに続けられる方法を見つけていきましょう。
なぜ手帳が続かないのか?よくある3つの原因
早速ですが、手帳が続かない原因とは何だと思いますか。
「忙しいから?」「自分に合ってない手帳だから?」
いえいえ、本当はそれ以外のことが原因かもしれません。
1. 書くことを欲張りすぎている
手帳を書く時に、「毎日きれいに日記を書こう」「予定も気づきも全部まとめたい」と気おいすぎてはいませんか。
確かに、新しい手帳を手に入れた時、嬉しくなって隅々まで使い倒そうと思ってしまいがちです。しかし、最初から詰め込みすぎると、書くのが大変になり中々続きません。
あれもこれもと書く内容が増えすぎると、次第に書くこと自体が億劫になってしまいます。
2. 完璧に書こうとして疲れる
InstagramやPinterestでおしゃれな手帳を見ると、自分もやってみたいと思ってテンションが上がりますよね。
けれど、同じように自分でもやろうとすると、「文字をきれいに書こう、カラーペンで色分けしよう、イラストも入れたい…。」となり、最初は楽しいですが、1ページに時間がかかりすぎるので、段々と「今日は忙しいから書けない」「また書けなかった」と続かなくなります。
そして、「書けなかった自分」に罪悪感を感じてしまい、手帳を開かなくなってしまったり・・・。
それに、手帳をきれいに保ちたと思うほど「間違えたらどうしよう」と緊張してしまいます。修正テープを使うと途端にモチベーションが下がってしまって、これも手帳が続かない原因になりえます。
3. 書く時間を決めていない
あなたは手帳を書く時間を決めていますか。
「時間ができたら書こう」では、一生時間はできません。
書く時間を決めていないと日々の忙しさに流されてしまい、手帳を書くことが後回しになってしまいがちです。
手帳を続けるためのシンプル習慣術
そこで、ここからは 今日からできる手帳の簡単な続け方 をご紹介します。
1) ハードルをとことん下げる
手帳を続けるためにはとことん自分を甘やかしましょう。
✔ 1行だけでOK
✔ 箇条書きでOK
✔ 日付すら書かなくてもOK
手帳を続ける上で一番避けなければいけないことは、手帳を開かなくなることです。
そのためには手帳を書くためのハードルを下げて、とにかく「書いた」という事実を作ることが大切です。
1行でも構いませんので、毎日何かを書くように意識しましょう。
2) 「書く時間」を決める
「時間ができたら手帳を書こう」と思っていると、忙しい日々に流されてあっという間に書かなくなってしまいます。
手帳を続けるためには「書く時間を決める」ことが大切です。
例えば、朝起きてすぐの5分、昼休みにスマホを見る前の3分、夜寝る前の1分など、すでに習慣化している行動の前後に“手帳タイム”を固定すると自然に習慣が続きます。
「寝る前に1行だけ書く」と決めておくと気持ちの整理にもなり、寝る前にもやもやと悩むことが減って、睡眠の質も上がるメリットがあります。
書く時間を決めることで「今日は書けなかった」という罪悪感が減ります。
3) 書くことを固定する
手帳が続かない理由の一つは「何を書けばいいかわからない」からです。毎日書くことを考えるのは意外と負担になるため、書く内容を固定化してしまうのが続けるコツです。
例えば「①今日のよかったことを1つ ②明日の予定を1つ ③今日の気分を◎○△×で記録する」だけと決めておけば、迷わずすぐ書けますし、記録の振り返りもしやすくなります。
項目を決めておくことで、手帳タイムが“悩む時間”ではなく“整理する時間”に変わり、習慣化への大きな一歩になります。
私が続けられた具体例
私も以前は手帳が続かない側の人間でした。
「手帳を書けない自分はダメだ」と思ってしまい、白紙ページを見るのがつらくて閉じる日々。
そんな私が変わったのは、書く内容を固定化したからです。
- 天気、気温、体重
- 起床時間、就寝時間、食事内容
- 一言日記
このくらいのラフさで始めると、手帳が続かなかった私でも不思議と書くハードルが下がり、毎日1ページ書く必要があるほぼ日手帳が続くようになりました。
具体的にどんなことを書いているかはこちらの記事をご覧ください。
どうしても続かないときの考え方
手帳は 毎日書かなくてもOK です。
白紙ページがあってもいいのです。むしろその白紙も「忙しかった記録」だと思ってください。
大切なのは 「自分の生活に合わせて形を変えていくこと」。
もし続かない方法なら、あなたの生活に合った形へ柔軟に変えていきましょう。
まとめ
手帳を続けるために大事なことは、3つだけです。
✔ 完璧を目指さない
✔ 書く時間を決める
✔ 書くことを絞る
「手帳が続かない」と悩んでいるあなたも、今日から1行だけ書くことから始めてみませんか?
続けるうちに手帳はあなたの暮らしを整える心強い味方になりますよ。
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