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文房具好きじゃなくてもOK!シンプルに手帳を続けるコツ

手帳術、ノート術

手帳を使いたいけど、「あんなにおしゃれに書けない」「文房具にこだわりがない」と感じたことはありませんか?

SNSやYouTubeでは、色とりどりのペンやマスキングテープで飾られた手帳がたくさん紹介されています。確かに、見た目が可愛く整った手帳は見ていて楽しいですし、「私もやってみたい」と思う気持ちもよくわかります。

でも、実際に始めてみると、
「毎日続かない」
「何を書いたらいいかわからない」
「手帳タイムが義務みたいで疲れる」
こんなふうに感じて、いつの間にか使わなくなってしまった…という人も多いのではないでしょうか。

実際に私もYouTubeで見た手帳に憧れて、可愛いマスキングテープをそろえて、「さあ手帳を可愛くしよう」と思いましたが、ページを囲っただけで断念してしまいました。(そもそも私の性格的に、実用面で意味のないことは続けられないということを実感しました。)

ですが、実は手帳を続けるために必要なのは“文房具愛”ではありません
むしろ、シンプルで気負わない使い方こそが、長く続けられるコツなのです。


手帳は“生活の道具”。飾らなくても、十分意味がある

SNSや動画配信サービスなどで「手帳術」や「手帳デコ」の投稿を見ると、まるで作品のように美しく整えられたページが並び、「手帳ってこうやって使うものなのか」と感じることがあるかもしれません。カラーペンを何本も使い、マスキングテープやシールを貼って装飾されたページは、見ているだけで楽しいですし、真似してみたくなる魅力があります。

しかし、ここで立ち止まって考えてみてください。
手帳の本来の役割とは何でしょうか?

答えはとてもシンプルで、「生活を整えるための道具」であることです。
予定を把握し、タスクを管理し、自分の思考を整理する——
これらの目的が達成されていれば、装飾の有無や見た目の美しさは、決して重要ではありません。

むしろ、あまりに装飾やルールにこだわりすぎて、「こうしなければならない」という義務感に変わってしまうと、手帳は逆にストレスの原因になります。「時間がないから今日は書けない」「シールを貼る余裕がないから開きたくない」といった気持ちが積み重なると、手帳そのものから遠ざかってしまうこともあるのです。

だからこそ、手帳はもっとシンプルでいい。
他人に見せるものではなく、自分だけの道具として使えばいい。
そう考えると、手帳に必要なのは“飾り”よりも“実用性”であることがわかってきます。

たとえば、黒のボールペン1本で書き連ねた手帳でも、毎日の予定が明確になり、頭の中のモヤモヤをアウトプットすることで心が整理されているなら、それは立派な“機能している手帳”です。

また、どんなに無地でシンプルな手帳であっても、自分の生活とともに記録が積み重なっていけば、それは確実にあなたの時間を支えてくれるパートナーになります。

人と比べる必要はありません。
おしゃれじゃなくても、映えなくても、手帳はあなたの毎日に役立つ“生活の道具”です。
一番大切なのは、自分にとって使いやすい形を見つけて、無理なく、続けていくことです。


シンプルに手帳を続ける3つのコツ

では、文房具にこだわらず、飾らずに、無理なく手帳を続けるためにはどうすればよいのでしょうか?
ここでは、誰でもすぐに取り入れられる3つのポイントをご紹介します。


✔ 1. 書く項目を“固定化”する

「今日は何を書こう…」と毎回悩むのは、手帳が続かない大きな原因です。
そこでおすすめなのが、“書くことをパターン化”してしまう方法です。

たとえば、以下のように項目を固定してしまいましょう。

  • 予定(今日・明日の予定)
  • ToDoリスト(3〜5個)
  • メモ(気づいたこと、ふりかえりなど一言)

毎日同じフォーマットで書くことで、迷いが減り、手帳を書く時間が「習慣」へと変わっていきます。


✔ 2. 色は1〜2色で十分。むしろそのほうが見やすい

「色を使い分けなきゃ」「大事なところは赤にしないと」──そんなルールは必要ありません。
ボールペン1本、または黒と青の2色で充分です。

逆に、色を使いすぎると、後から見返したときにゴチャついて見づらくなることも。
ポイントだけ蛍光ペンや下線を引くなど、最低限の強調でOK。

色分けに時間をかけるよりも、「毎日開くこと」「書き続けること」にエネルギーを注ぎましょう。


✔ 3. デコレーションは“しない”と決めていい

シールやイラストで可愛く仕上げるのは楽しいけれど、「毎日やる」となると大変です。
特に忙しい社会人には、時間的・精神的な負担になってしまうこともあります。

だからこそ、「デコは一切しない」とルール化してしまうのも立派な選択です。
白いページに淡々と文字を書くだけでも、内容が積み重なれば自信に変わっていきます。


シンプル手帳の使用例(こんなふうに書くだけでOK)

では、実際にどんな風に書けばいいのでしょうか。例えば、このように書いてみます。

■ 2025年7月27日(火)
【予定】
・10:00〜 打ち合わせ
・14:00〜 Zoom会議

【ToDo】
□ 資料提出
□ 部内確認
□ 請求書チェック

【メモ】
今日は集中力が続いた。朝のカフェ時間が良かったかも。

このくらいのシンプルさでOKです。
書く時間は5分〜10分。毎日無理なく続けられます。


まとめ|手帳は、続けてこそ意味がある

手帳の価値は、「何を使っているか」や「どれだけ装飾しているか」ではありません。
一番大切なのは、自分に合った形で、日々書き続けられることです。

あなたが「自分のために手帳を使っている」と実感できれば、それだけで十分。
文房具にこだわらなくても、デコレーションがなくても、シンプルな手帳はあなたの暮らしを整えてくれます。

まずは、1日1ページ。
予定とToDo、一言日記から始めてみませんか?

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