「1日があっという間に終わってしまう…」
「やりたいことがあるのに、時間がない」
そんな悩みを抱えている方にこそ知ってほしいのが、「時間の見える化」という考え方です。
この記事では、手帳を使って時間を見える化する具体的な方法を詳しくご紹介します。
社会人の勉強・副業・生活改善に役立つので、ぜひ今日から取り入れてみてください。
時間の見える化とは?|“なんとなく”から抜け出す第一歩
「時間の見える化」とは、1日の流れを目に見える形で整理すること。
多くの人は、「自分の時間の使い方」を把握しているようで、実は曖昧です。
✔ 何にどれだけ時間を使っているか?
✔ どこにスキマ時間があるのか?
✔ もっと効率よくできるポイントは?
これらを把握できていないと、どんなに「頑張ろう」と思っても空回りしてしまいます。
だからこそ、手帳というアナログツールを使って、視覚的に時間を可視化することがとても大切です。
手帳で時間の見える化をする5ステップ
ステップ①|まずは1日のタイムラインをざっくり書き出す
はじめに、自分の「いつもの1日」を思い出してみましょう。
時間帯 | 行動内容 |
---|---|
6:30〜7:30 | 朝の支度・朝食 |
8:00〜9:00 | 通勤(電車) |
9:00〜18:00 | 勤務(休憩含む) |
18:00〜19:00 | 帰宅・夕食 |
19:00〜23:00 | 家事・スマホ・テレビ |
23:00〜 | 就寝 |
このようにざっくり書くだけでも、「夜に使える時間が意外とある」「通勤時間が長い」など、自分の時間の特徴が見えてきます。
ステップ②|バーチカル手帳で時間を可視化する
時間を可視化するために最もおすすめなのが、バーチカル(縦型)タイプの手帳です。
1日を時間ごとに区切って書けるので、「どこにどんな予定があるか」が一目瞭然になります。
▷ 活用のポイント
- 色分け(例:仕事→青、家事→オレンジ、自由時間→黄色)でブロックを塗る
- 空白時間を囲って「ここに〇〇を入れられるか?」と考える
- 書くだけで“行動の流れ”が整うようになります
ステップ③|スキマ時間を手帳に記録してみる
意外と見落とされがちなのが、「なんとなく過ごしていた時間」。
たとえば――
- 通勤中の電車時間
- 昼休みの15分
- 洗濯機を回している間
- スマホをいじっていた20分
こうしたスキマ時間を書き出してみると、「ちょっとの意識で使える時間」がたくさんあることに気づきます。
ステップ④|やりたいことを“時間ブロック”にする
見える化の最大の目的は、やりたいことを「いつやるか」まで決めておくこと。
やることを手帳にあらかじめ予定として書き込んでおきます。
▷ 手帳記入例
時間帯 | 内容 |
---|---|
7:00〜7:20 | 英語アプリで朝活 |
12:15〜12:30 | 資格テキスト読み |
21:00〜21:30 | 手帳タイム+振り返り |
「やることリスト」だけでは行動に移せません。「時間を決めて予定化」することで、行動のハードルが下がります。
ステップ⑤|週末に「振り返り」をする
時間の見える化は、記録と改善のセットがポイントです。
✔ 勉強できた日は✔マークを
✔ できなかった日は「なぜ?」を書いてみる
✔ 一週間の満足度を★などで自己評価する
こうすることで、「自分の生活リズム」「集中できる曜日」「誘惑に負ける時間帯」などが徐々に見えてきます。
時間の見える化で得られる変化とは?
手帳で時間を見える化すると、次のような変化が起こります。
- スキマ時間が「活用できる時間」に変わる
- 無駄に感じていた時間が減る
- 勉強や趣味を「継続できる仕組み」が作れる
- 自分にとってベストなタイムスケジュールが見えてくる
そして何より、「時間がないからできない」という感覚が薄れていきます。
忙しい社会人こそ「見える化」を武器にしよう
時間は全員に平等です。しかし「使い方」が大きく違います。
✔ 見える形にして整理する
✔ 意識するだけで行動が変わる
✔ 仕組みを作れば、意志力は最小限でOK
手帳はそのための“最強ツール”です。
「なんとなくスマホを見ていた時間」が「学びの時間」に変わる。
そんな自分を、手帳の力で少しずつ育てていきましょう。
まとめ|時間の見える化は、人生の見直しになる
時間を見える化することで、やるべきこと・やりたいこと・無駄なことがすべて明らかになります。
それは、ただ時間を管理するだけではなく、「自分自身の生活を再設計する」ことでもあります。
ぜひあなたも今日から、手帳で時間を見える化する暮らしを始めてみてください。
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