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夜型人間が提案する夜活のすすめ

仕事、勉強

 SNSをちょっと覗くと、目に入るキラキラした朝活報告。そんなキラキラに憧れて朝活をやってみたはいいものの、そもそも朝活の大前提である早起きが続かない。

 でもそんな自分を責める必要はありません。なぜなら、無理に朝活をしなくても、夜活をすればいいからです。

 かく言う私は子供時代からずっと朝が弱くて、早起きが苦手でした。朝活をすれば人生を豊かにできるなんて言われても、どうしても早起きなんてできません。むしろ、夜の方が頭がすっきりしているので、どう考えても夜に活動した方が効率的です。

 そんな夜型人間の私が夜活のメリットについてお話したいと思います。どうしても朝活が続かない、朝は忙しくて朝活なんてしている暇がない、そんな方の参考になれば嬉しいです。

夜活とは

 「夜活」とは、読んで字のごとく夜に活動することです。朝に活動する「朝活」は有名ですので、知っている方も多いかと思いますが、その夜バージョンです。

 活動する時間帯が朝から夜になるだけなので、基本的に朝活も夜活も活動の内容は変わりません。勉強、読書、運動、趣味の活動などなど、これらを朝に活動するのが「朝活」、夜に活動するのが「夜活」です。

 しかし、活動する内容が変わらないとはいえ、朝活と夜活ではメリットが大きく異なります。

なぜ朝活より夜活なのかー夜活のメリットー

 では、朝活と比較した時の夜活のメリットとは何でしょうか。

1.後の予定を気にせず集中できる

 朝活になくて夜活にある最大のメリット、それは後の予定を気にしないで良いところです。夜活は大事な予定が全て終わっている状態で、自分がやるべきことだけに集中することができます。

 一方で、朝活の場合はそうはいきません。その日はたまたま調子が良くて、普段より作業がはかどったとしても、日中に別の予定が入っていれば、途中で作業を切り上げざるを得ません。強制的に活動する時間が決まってしまう朝活と違い、夜活の場合はそれ以降の用事があることは稀でしょうから、自分が思うだけ夜活を続けることができます。

 そのため、特に作曲、創作等のクリエイティブな作業をする場合は夜活が向いていると言えます。決められた時間内だけ活動していれば絶対に成果を上げることができるものではないからです。もしかしたら、調子が良かったのに無理矢理切り上げて集中力を途切れさせたせいで、良いアイデアが浮かぶ機会を奪ってしまうかもしれません。

 逆に言えば、時間をきっちりと区切ることができるもの、例えば資格勉強などは終わりの時間が決められていることで、その時間内に集中して取り組むことができるので、朝活向きと言えます。

2.まとまった時間が取れる

 夜活のメリット2つ目は、まとまった時間が取れることです。

 個人の家庭や仕事の状況によって異なりますが、基本的に朝に比べて夜の方がまとまった時間を確保することができるかと思います。朝でも2~3時間程度なら確保できますが、それ以上の時間を確保しようと思うと、朝では難しいのではないでしょうか。

 その点、夜活なら仕事がある方でも3時間以上を確保することも比較的しやすいかと思います。実際それほどの時間を確保する必要がない場合もあるかと思いますが、長い時間が欲しいと思えば思うほど夜活のほうが時間を確保するのに向いているでしょう。

3.リラックスしながら活動できる

  夜の時間はゆっくり流れている感覚はありませんか。1日の終わりに近づいていく中で、自分がしたいと思うことに取り組む、そんな時間も良いものです。好きな音楽を流しながら、好きな飲み物を飲みながら、そんなリラックスした中で活動できるのも夜活のメリットです。

 やはり、朝活は起きたばかりで疲れていない状態だからこそ、活動的にてきぱきとした作業が向いています。一方で、夜活は日中の疲れがあるからこそ、何にも急かされない中で自分のやりたいことにゆったりとリラックスしながら取り組むことができます。

 特に、寝る前に適度に活動すると、その疲れのおかげで深い眠りに入りやすいです。もちろん、夜活に没頭しすぎて、睡眠時間が短くなってしまわないように気を付ける必要はありますが。

 忙しい毎日に追われる中で、自分のための時間をゆっくりと確保するだけで、せわしなく流れていく時間を少しだけ止められたように感じられます。

最後に

 夜活と朝活、それぞれにメリットはありますが、どちらが向いているかはその活動内容や個人個人の状況等によって変わるものです。どちらかしか試していないのに、自分にはむいていないと思って、活動自体を辞めてしまうのはもったいないです。

 もし朝活を挫折してしまったのなら、夜活を試してみませんか。思いがけず、その活動が続くかもしれません。

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